めざパフェローチェ雑記
フェローチェの可愛さはリフレして初めて分かる
第六世代に生まれていたらきっと焼き鳥の餌だったでアローポケモン。
貴方はフェローチェはどのような型を育成しただろうか?やんちゃAS襷や無邪気acS珠、はたまた蝶舞型…尖った種族値とブーストの掛かるステータスの違いで様々な調整があるはずだ。
しかしどのような型であるにしろメインウェポンの範囲の狭さには悩まされたはずである。特に毒飛霊妖にはどちらも半減以下にされてしまう。
そして他の同タイプAT達と違い頼みのサブウェポンも冷Bと毒突きくらいしかない。ヘラクロスを見習え。
紙耐久高速ATとしてこれ以上ないほど恵まれたステータスを持ちながら、ゲッコウガのようにカラフルな技範囲を持つ訳でもなくメガミミロップのようにメインウェポンだけで全範囲に等倍が取れる訳でもない。どこか爆発力に欠ける。ゲーフリはその辺の扱いづらさで上手くバランスを取った感じだと思われる。
そうなってくると頼れるのは自由なタイプを選べるめざパなのだが、冷凍ビームを覚えるのでめざ氷は不要、めざ炎は格闘と範囲が被りやすいので微妙となると比較的マイナーなタイプのめざパが選ばれることになる。筆者は結構ニッチなタイプのめざパが好きなので、虫格闘の狭い範囲をいかにマイナーめざパでカバーするか考えるのは非常に楽しい。
そこで、中でも筆者が特にオススメするめざパフェローチェを3匹ご紹介(シーズン2以降も見据えた考察となる)
めざ電気
フェローチェ@命の珠
無邪気 146-178(164)-57-169(92)-51-223(252)
特性:ビーストブースト(s上昇)
飛び膝蹴り/蜻蛉返り/毒突き/めざめるパワー電気
A:毒づきで無振りテテフ確定1(100.6%〜120%)
C:めざ電で無振りギャラドス確定1(101.1%〜119.4%)
S:最速
ギャラペリッパームドーに撃つめざ電。最速にすることで抜けるようになったスカーフ持ちや超高速ATを意識した。
1舞(メガ)ギャラの上を取れるので、メガシンカしないギャラにも打点を持つためにめざ電を搭載した。めざ電撃ってメガシンカされたら相手の勇気に感服しましょう。最速且つめざ電採用であることをピンポイントで読まなければその行動は難しいはず。
残りの技だがまず高火力メインウェポンで鋼や今作では隙を見せられないノーマルを黙らせる飛び膝蹴りは異論なし。
丁度最速メガフーディン+1になることも考えて虫技も欲しい。不利対面でも先制でガッツリ削りつつ逃げられる蜻蛉返りが扱いやすい。ブースト上昇も過剰になりやすいSなので交代もあまり気にならない。
あと1つの枠はスカーフキッスやスカーフ準速テテフを上から叩く毒突きか、スカーフランドや1舞最速カイリューへ撃つ王道を往く冷凍ビームかだが、冷凍ビームは警戒されやすくランド側からの打点も岩技くらいしかないため居座られないと予想、カイリューはそもそも1舞なら無補正でも神速で死ぬ(100.6%〜)、スカガブにはブーストを掛けないと上取れないので筆者は冷凍ビームは見送った。当然PTによって変わるし環境の変化によって変える。
問題点はギャラドスと一緒に来やすい亜ガラガラに何もできない点。蜻蛉で逃げて後続でカバーしよう。
めざ地
フェローチェ@拘り眼鏡
控えめ 146-×-57-207(252)-58(4)-203(252)
特性:ビーストブースト(C上昇)
気合玉/虫のさざめき/吹雪/めざめるパワー地面
CSぶっぱ、B<D
気合玉
HD特化輝石ポリ2中乱数1(50%)
H振りだけなら余裕で確定1
無振りガブリアス(73.7%〜86.8%)
めざ地
H252ギルガルド確定2(50.2%〜59.8%)
H4コケコ確定1(101.3%〜120.5%)
なんだか重力パっぽい技構成。
完全に特殊一本にして眼鏡を持たせた。めざパは亜ガラガラギルガルドゲンガーシャンデラコケコや毒タイプに撃つめざ地。拘っているのでより通りの良くて気合玉と補完の取れているめざゴーストを元々考えていたが、ゲンガーが地に足がつき仮想敵となる霊は大抵地面で抜群取れることに気づき、コケコを上から一撃で葬れる旨みもあるめざ地にした。眼鏡を持たせることでギルガルドに半分以上入るため自然の怒り+めざ地で処理できる。ミミッキュはめざゴーストでも勝つのは不可能。
マンムーを考えてもらえればわかる通り、氷+地面技の範囲が広くサブウェポン間での相性もいい。
吹雪は無振り冷Bの2.5倍の火力を出せ、大きな圧力をかけられるのが魅力。例えばH振りチョッキローブシンやH振りテテフ程度なら2発で沈められ後出しが効かない。まあ当たればの話だが。必然力の足りない人は素直に冷凍ビームにしよう。
めざ飛
フェローチェ@達人の帯
無邪気 147(4)-170(100)-68(84)-166(68)-51-223(252)
特性:ビーストブースト(S上昇)
飛び膝蹴り/飛び掛かる/冷凍ビーム/めざめるパワー飛行
4つのうち3つも技名に"飛"って入ってる子。
めざ飛個体は3V固定のめざパ厳選では最も厳選難易度が高く、粘った人は苦労したことであろうが、冷静に考えると撃つ状況はかなり限定的なはず。
飛行4倍ポケモンのうちキノガッサは何撃っても襷まで届くだろうし、ポイヒの身代わり貫通できる虫のさざめきの方がガッサメタなりうる。ビリジオンはDが高く落とせない。ニドガが面倒なブリガロンは思念採用でもない限り突っ張ってこないだろうから後ろへの通りもいい冷凍ビームを撃ちたい。
残りは虫格闘勢のフェロミラーとマッシブーンとヘラクロスだが、フェローチェは襷、マッシブーンはチョッキ、メガヘラクロスに至っては素で耐えてくるなど、いまいち気持ち良くデュエルさせてくれない。そこでこいつらと撃ち合うことを考え多少耐久に回した調整をした。
第六世代でメジャーな配分だった意地っ張りH156-A252-S100メガヘラクロスを基準に調整。上記のヘラのロックブラストを飛び掛かるのAダウン含めて確定で耐えつつ(〜98.6%)、飛び掛かる(16.5%〜)+帯めざ飛行(85.1%〜)で届く。
フェローチェミラーで勝てるよう最速を取ったので
・同速対決で負けて珠冷B
・襷で耐えられてC特化冷B
以外では基本的に対面で負けないはず。
マッシブーンはチョッキでなければ一撃で落とせる。
残りの技は帯補正がかかりやすいように弱点の突きやすい技を選んだ。
まとめ
あとはガモスに撃つめざ岩や先制技メタのサイコフィールド活用のめざ超とかだろうか…技少ない奴はマイナーめざパの考察がいっぱいできて面白い。
良かったら第二弾もどうぞ。