【S3使用】雨偽装対面構築 『毒手ゲロゲと†強者の翠翼†』【最高1989】
ペリッパー@気合の襷
ガマゲロゲ@カムラのみ
ガルーラ@ガルーラナイト
ミミッキュ@フェアリーZ
ギルガルド@弱点保険
霊獣ボルトロス@突撃チョッキ
シーズン3で使用した構築になる。
途中自己最高順位を更新でき(単に過疎っていたというのもある)かなり自信のある構築だったのだが、4回の2000チャレを全て逃してしまってから中々這い上がれず、自分のここ1番の勝負力のなさを実感するシーズンだった。結果を残したとはお世辞にも言えないが何かしら参考になるものがあれば幸いである。
※型の解説をリンク先に任せていたりする拙い構築記事になりますが、何分ご容赦ください。
『お話が長いよー』って方は読みたいとこだけでいいので。
パーティ完成までの経緯
❶愛用している毒手みががむガマゲロゲを今世代でも使いたい
→彼が得意とする対面構築にすることに
❷がむしゃらで残った少ないHPを美味しく頂ける対面性能の高いエースポケモンが欲しい
→老い先短いグロパンガルーラ採用
❸メガ枠のガルーラと相性が良くテテフグロスミミッキュに強い子が欲しい
→信用している呑気HB弱保ガルド採用
❹まだサンムーン入ってまともにミミッキュを使用したことがなかったので一度使ってみたい、ガルドと役割が被らない型が良い
→呪い痛み分けミミッキュ採用
❺草結びコケコ多すぎてゲロゲで見れない
→コケコキラーのチョッキ霊獣ボルト採用
❻ご覧の通りバシャガモス重すぎる
こいつらには絶対出てこないで欲しい。ゲロゲに水技ないし上から草技撃たれて何も出来ずに落ちたりするから、ゲロゲ1匹では全く圧力にならない。
→そこでこちらの構築記事から雨偽装するアイデアを頂く(無断リンク失礼します)
→襷ペリッパー採用
ほら、たった一匹入れただけでバシャガモスに厚そうなPTに早変わり!
実際被選出率は著しく低かった為このハッタリは功を奏したと思う。
理想的な流れ
相手「おっ、ペリゲロゲやん、雨パだしよく見たら膝の通りも悪い、バシャは今回やめとくか」
ガマゲロゲ「ゲローン…↓(登場)」
相手「ん?ゲロゲから来た、どうせアタッカーやし物理受けやけどナット投げとくで。毒も効かんし。」
ガマゲロゲのがむしゃら!
→メガガルーラのグロウパンチ!
→メガガルーラの捨て身タックル!
→メガガルーラの捨て身タックル!
YOU WIN!
個別解説
ペリッパー(NN:ヘキガソ)
@気合の襷
性格:控えめ
151(124)-63-120-159(236)-90-104(148)
特性:あめふらし
なみのり/暴風/冷凍ビーム/電光石火
調整先
HB:特化マンムーの氷柱針5発を確定耐え(〜99.3%)
陽気パルシェンのロックブラスト5発確定耐え(〜99.3%)
S:最速50族抜き抜き(フシギバナ意識)
某実強者も動画で使用していた対面構築用の襷石火ペリッパー。彼と違い技を外しても動画のネタにならないのでイドンプではなく命中安定の波乗りを採用、役割対象の連続技を耐えられるよう少々耐久調整を施した。
相手の襷持ちがステロを撒いてきそうな場合や、水飛行の通りが抜群に良い時に先発で出す。又は雨パだと思って妨害しにきたリザYの対策に裏に控えさせておく。アシレーヌや襷ゲッコウガでも良さげだが以下の理由でペリを選んだ。
❶ペリゲロゲ偽装
ガルの苦手なバシャルカリオを強く牽制する。
そしてもう1つ重要なのが、我がパーティ実はかなり足が遅い(1番速いのが最速ミミッキュ)のでペリゲロゲを見せることでカモフラージュする効果。
❷アロコンや砂等の展開阻止、炎ポケの弱体化
ミミッキュ、レボルト、ガルドがガモスバシャリザXに有利になる。
❸電光石火が本当に読まれない。本当に。
石火があるだけで
こいつらが襷を持っていようが対面なら勝てる。特にマンムーやテラキオンのステロ→殴るという動きにペリッパーが襷を残したまま突破できるのが大きい。
襷剣舞バトンバシャを波乗り→石火で突破した時は申し訳なさを感じた。
ガマゲロゲ(NN:ヒエテルカ)
@カムラのみ
性格:陽気
205(196)-116(4)-98(20)-×-100(36)-138(252)
特性:毒手
技:地震/叩き落とす/我武者羅/身代わり
第六世代から使っている筆者の相棒。詳しくはこちらを読んで頂きたい
高耐久ポケキラー。みががむ戦術でHPをミリまで削り、ガルーラのグロパンの餌にする。
受けル、ポリ2レヒレ、レヒレナットのような高耐久の連なるPTには十分な活躍をした。
ミミッキュと草結びコケコが多いのは向かい風だが、知識がない相手なら下手すれば1.9匹持っていってしまう変態性能は健在。
https://twitter.com/tTriaak/status/866318113226149888
やっぱこいつは使っていて滅茶苦茶楽しい。毎試合ガッツポーズしてた気がする。
ガルーラ(NN:ジョーイ)
@ガルーラナイト
性格:意地っ張り
【メガ前】203(180)-151(180)-101(4)-×-104(28)-125(116)
【メガ後】203-184-121-×124-135
特性:肝っ玉→親子愛
技:すてみタックル/地震/不意打ち/グロウパンチ
調整先
A:HP44のHB特化ナットレイをグロパンで確定で落とす(ゴツメナットの接触ダメでゲロゲがHP44のがむしゃらをすることが多い)
HB:特化メガギャラドスの↑2滝登り確定耐え(83.2〜99%)
HD:コケコのフィールドZ10万ボルトを高乱数2つ切って耐え(86.2〜101.9%)12.5%
S:メガ時最速70族抜き
†ガルーラに不利対面はない†
六世代の王。かつてほどの圧倒的な撃力はないが、高耐久良耐性を含めたフィジカルの強さがこいつの売り。対面性能は未だにどんなメガ枠よりも高い。バシャルカが出てきにくいのもあり、思う存分暴れ回れる。
殴りながら積めるグロパンガルと高耐久潰しのゲロゲは相性が良く、この2匹が基本選出だった。
ガルドはペリッパーの波乗りやミミッキュの呪いで削ってから地震で倒していたが、ゴーストZガルドが多かったのでそのまま地震で殴って良かったかもしれない。
ミミッキュ(NN:キチュー)
@フェアリーZ
性格:陽気
131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)
特性:化けの皮
技:じゃれつく/呪い/痛み分け/身代わり
噂の呪い痛み分け型ミミッキュ。筆者が投稿したしょうもない動画に付いたコメントにオススメされたので使用してみた。
パーティのバトンやオニゴーリ対策を兼ねた場荒らし役から、高火力妖技持ちのアタッカー、嵌め戦術での耐久潰し、積みポケやテテフのストッパーまで卒なくこなす本パーティの柱。
非常に高い対面性能を持ち、自分より遅い相手はみんなカモというコンセプト通りの強さだった。よく分かんない奴は一先ずこいつで身代わりして様子見していた。
ただ環境にニトチャリザードンが増えていたのが少々辛く、一筋縄で行かない場面も少なくない。要するに使用率1位なだけあって対策も行き届いているという事。
この型については皆さんも十分ご存知だと思うので、あまり他所では記述されていないことをいくつか気づいたのでそれらを挙げていくだけに留める。
・ミミッキュミラーに強い
環境に準速ミミッキュが多いので、戯れ→Z戯れでミラーを制しやすい
・クチートに強い
呪い→身代わり→身代わり→痛み分けで突破
・身代わりで胞子対策
PTで胞子の通りが良く、殆どのガッサが胞子から入って来てくれた。
・最後っ屁の呪いがいい仕事をする
身代わり貫通の自主退場技の便利さたるや。
・遅いランドロスの蜻蛉返りで身代わりが残る
レボルトやガルドを考えてHP消耗したくないチョッキランドがよくお帰りになられる。ありがとうございますやでほんま、ミミッキュさんからしたら。
ギルガルド(NN:カツナガ)
@弱点保険
性格:呑気(S個体値24)
【盾】167(252)-70-220(236)-73(20)-170-69
【剣】167-170-110-173-70-69
特性:バトルスイッチ
技:シャドーボール/聖なる劔/影うち/キングシールド
調整先
B:11n
HB:陽気メガギャラの地震を剣で最高乱数切って耐え
陽気メガギャラの↑2地震を盾で最高乱数切って耐え
S:無振りカバルドン抜き抜き
こちらの記事を参考にしました(無断リンク失礼します)
キンシ択が相手にだけ発生するとんでもポケモン、呑気HB弱保ギルガルド。ガルドらしくジャンケンで例えるなら、相手のパーを気にせず殴れるグー。
リンク先の記事でも記述されていたが、とにかく剣が硬い。ルカリオやガルーラやマンダやギャラ、グロスの地震を剣でも耐える。カバグライの地震も耐えられる。
ガマゲロゲが受けルで唯一突破できないグライオンも、相手が自分有利なキンシ択だと思って突っ張ってくれるのでシャドボ連打してれば突破できる。
本構築においてはその高耐久を生かし、マンダやギャラへのストッパーとして選出することが多かった。
ボルトロス(NN:オチョクロス)
@突撃チョッキ
性格:控えめ
175(164)-×-98-202(148)-104(28)-135(108)
特性:蓄電
技:放電/めざめるパワー氷/気合玉/ヘドロ爆弾
雨パが誘うポケモンに軒並み強い影の大エース。
レヒレアシレギャラ→放電
ナットポリ2→気合玉
コケコ→ヘド爆
中速帯が多いPTなので麻痺でPTのサポートを狙える放電を採用した。よく肝心な場面で麻痺や毒を引いてくれたのが素晴らしく、追加効果3/10技を選んだ甲斐があったと思う。
反省・まとめ
自信があったパーティだっただけあり、レート2000を逃し何ともやりきれない気持ちである。
反省すべきはパーティ全体のSが遅く、対面構築の基本である『上から行動すること』を疎かにしていた点。本構築を参考にされる方はこの点を踏まえ自分なりにアレンジして高みを目指して欲しい。
来シーズンは再びワンダールームを使おうと思う。たぶん