【対ミミガルド】マゴみががむカエンジシ
カエンジシ@マゴのみ
性格:臆病
努力値:B204 C52 S252
実数値:161-×-118-136-86-173
特性:緊張感
火炎放射/がむしゃら/鬼火/身代わり
調整先
H:4n+1
HB:特化ミミッキュのじゃれつくを身代わりが最高乱数切り耐え
陽気メガマンダの捨て身確定耐え(〜99.3%)
C:H252D4ガルドを火炎放射で確定2(50.2%〜)
S:最速(準速メガマンダ抜き)
前書き
『ミミッキュのメインウェポンを唯一両方半減以下にできる…』という謳い文句でお馴染みのカエンジシ。
S2以降シングルレート使用率1位をキープし「バランスブレイカー」と忌み嫌われるミミッキュに一方的に強いカエンジシは正義の炎である。
調整・技・持ち物の意図
まず最大の仮想敵である対ミミッキュに関して圧倒的な信頼感が無ければカエンジシである意味は薄い。
カエンジシがミミッキュに強いポイントは
・ミミッキュの霊技を無効(影打ち含む)
・ミミッキュの妖技を半減
・ミミッキュより速い
・鬼火を覚える、相手の鬼火無効
・緊張感できのみ無効→半回復実やラムのみが食えない
今回はこれらに加えて4つの調整を施し更に対ミミッキュ性能を強くした。
❶身代わり
強引なZ技での突破透かし
痛み分けや電磁波対策
トリルターンを身代わり連打で消費
❷Bにかなり厚い
剣の舞Z戯れつく確定耐え
特化戯れつくを身代わりが最高乱数切りで耐える
❸マゴのみ
呪い対策(2ターン分猶予が増える)
更なる耐久強化
❹がむしゃら
HPが少ないほど生きる技。呪いでの起点阻止を逆手に取る
この4つ。かなりの厳重体制である。その甲斐あってかミミッキュへの安定感は恐ろしい。
実際筆者はシーズン4・5と300戦ほどこの子を使い続けたが、選出した試合では1匹としてミミッキュに屈したことは無い。
まさに最強のミミッキュキラー。
他の役割対象
「使用率1位とは言えミミッキュ1匹に特化してもねえ…」という意見もごもっともである。
しかし驚くことにこの調整は他の役割対象を相手する際にも非常に噛み合っているのである。
※この項目の❶〜❹は前項のものと対応
【対ギルガルド】
ミミッキュの次に重要な役割対象はギルガルドである。霊技への後出しを狙いたい。
この調整だとなんと見事なことにH252D4ギルガルドが火炎放射で丁度確定2(50.2%〜)
❶身代わり
剣を釣り出して倒す。キンシ択で身代わりが残せれば放射×2で突破。影打ちも無効でこちらに分のある択ゲーを仕掛けられる。
毒ガルドを完封。
❷Bに厚い
特化聖なる剣を確定耐え(79.5〜94.4%)
身代わり+無振り聖なる剣を確定耐え(62.1〜73.2%)
→保険を警戒しないなら身代わり択すら不要。
❸マゴのみ
こちらに分があったキンシ択の回数を更に2回増やせる。
【ボーマンダ】
対面でなら物理メガマンダを相打ちに近い状況まで持っていける。
準速マンダには上から鬼火が通り後述のみががむ展開に持っていけるので最速個体について考える。
❷Bに厚い
陽気A252メガマンダの捨て身確定耐え(〜99.3%)
❸マゴのみ
火傷した陽気メガマンダの捨て身(41.6〜50.3%)
つまり最速マンダに対しても、捨て身→マゴのみ→鬼火で2発受けることができる。
鬼火+半回復実のコンボはシンプルながら強力で、本来受けることの厳しい物理ATの2発目を凌げる。
❹がむしゃら
そして2回の捨て身を受けたボロボロのHPをボーマンダにも押し付けるがむしゃら。火傷+HPミリで大抵相打ちか後続の先制技圏内である。
【キノガッサ、カミツルギ】
❷Bに厚い
特化キノガッサのテクニマッパ(岩石封じ)確定耐え(72〜85.7%)
A252カミツルギの聖なる剣確定耐え(84.4〜99.3%)
❸マゴのみ
前述の鬼火+マゴのみの定理で2発目も耐えて火炎放射で1焼き
【こいつより遅い全てのポケモン】
❶❹みががむ戦術
ポリ2やドヒドイデなどの耐久型は勿論、レボルトやギャラドス、ヒードランのようなATも身代わり連打→がむしゃらでHPを1に。後ろの先制技などで処理。
速い相手でも身代わりさえ残っていればみががむは可能。うーん強い。
その他にもクチート、ナット、カグヤ、ブルル、ハッサムには非常に有利。
あとがき
ミミッキュキラーとしてこれ以上無いまでに仕上がっている。みががむも使えて汎用性も高いので、皆さん是非一度試して欲しい。
この記事の他に有用なカエンジシの型があったら教えて頂けると幸いです。