慎重鈍いフシギバナwith毒
フシギバナ@フシギバナイト
性格:慎重
努力値:H252 A12 B116 D124 S4
実数値:
【メガ前】187-104-118-×-149-101
【メガ後】187-122-158-×-171-101
特性:新緑→厚い子房
地震/毒々/光合成/鈍い
調整先
A:↑1地震で無振りアーゴヨンを確定1、無振りウルガモスを確定2
HB:特化ミミッキュの↑2ゴーストZ確定耐え
鈍い1積みで↑4ゴーストZも確定耐え
鈍い2積みで↑6ゴーストZも確定耐え
特化メガラグラージの地震が超低乱数2
HD:特化サザンドラの悪の波動が確定4
前書き
久しぶりの単体考察記事。
昨シーズン亜ベトンを使っていて同じく鈍いを覚えるフシギバナに要塞ポケモンとしての可能性を見出したので調整・使用してみた。
バナは元々耐久・耐性が売りなのでこういう地雷型でも汎用性を損なわないのが強い。
亜ベトンと違い叩き落とすで機能停止せず弱点も飛超とサブウェポンとしてはメジャーでは無い。要塞型の天敵ミミッキュに強いのも○。
解説
次の3つのギミックを入れ込んだ
❶毒+高速回復
王道を征く。
❷鈍い+高速回復
対物理における嵌め性能。
❸地震+毒
毒と毒の入らない毒鋼に強い地震で広範囲を見れる。
USUM環境で姿を現したアーゴヨン、それに伴うヒードランバンギラスの増加にも抗えている。
【具体的なこの子のチャームポイント】
・対物理への嵌め性能
通常の物理受けフシギバナはメガ進化故ゴツメを持たせられず、"受かりはするが倒せない"状況が多い。鈍いを搭載することで被ダメに余裕ができて攻撃に移りやすくなった。相手の積み技にもある程度対抗できるように。
フシギバナは「どうせ宿り木だろ...」と悠長されることも多く、有利対面で積んで一気に詰められることも多かった。
Dにも厚く振ってあるので対レボルトやアシレーヌ、ゲッコウガといった従来の役割も持てる。
・ミミッキュに強い
従来の型だとHB特化でも剣舞×2→Zシャドクロで落とされてしまうが、積み合うことで解決。呪いを撃たれても毒→光合成連打で回復作業に専念できる。
・ナットレイを起点に
鈍いのSダウンでのジャイロのダメージ低下とB上昇で起点に出来る。宿り木も無効。めざ炎と違いナットドランの並びに強い。
・対面でもバシャーモに勝てる
特化フレドラ+B↑1フレドラが低乱数。剣舞されたらA上昇地震で返り討ち。既に積めていれば尚更。
・アーゴヨンの起点にならない
Z流星群が65%、悪巧み流星群が90%程度のダメージ。鈍いを積んでいれば地震で落とせる。
・ヒードランに強い
特化大文字でも確定3。役割破壊の地震。
・カビゴンの起点にならない
毒と鈍い(以下略)
・ウルガモスの起点にならない…?
物理ウェポンなのでガン起点にはならない。サイコキネシスは2発耐える。
・高耐久に刺さる必中毒々
対ポリ2、クレセバルジ等。宿り木読みなのか居座る輩が多すぎる。余裕があれば少々鈍いも積みたい。因みにクレセのサイキネは4割も入らない。
【この子のダメなポイント】
・レヒレへの有効打を持たない
挑発されるとお互いジリ貧に。
・浮いた身代わり持ち(特にマンダ)
鈍い積んだからって無闇に居座ると大変なことになる。
・挑発ギャラドス・風船ドランに何も出来ない
・カグヤムドーには何も出来ない
毒の枠は色々カスタマイズ出来る。筆者はジャローダやカバルドンが重く、引かれても負担がかかる毒にした。宿り木や花吹雪・パワーウィップ・はたき落とすでも良いかも。
地震の枠は毒と相性の良い地団駄も面白い。アーゴヨンの毒への後出しで威力が上がり確1を取れる。光合成の無駄撃ちや挑発での不発も威力上昇のトリガーにもなる。が、1ウェポンの火力を落とすのは少々辛く、対ナットレイを考えると接触技なのもマイナスポイント。
後書き
ちょっと短かったけど以上。良かったら参考にどうぞー。