めざ炎ミラータイプメガラティアス
ラティアス@ラティアスナイト
性格:臆病
努力値:H252 B4 S252
実数値:
【メガ前】187-×-111-130-150-178
【メガ後】187-×-141-160-170-178
特性:浮遊→浮遊
めざめるパワー炎/瞑想/羽休め/ミラータイプ
調整先
HB:メガ前でA233カミツルギのギガインパクトZを確定耐え(〜99.4%)
A197メガメタグロスの抜群冷凍P+等倍雷Pを確定耐え(〜99.4%)
HD:↑1メガラティアスに↑2特化ボルトロスのめざ氷が確定3(〜49.1%)
S:最速カミツルギ抜き
S13で使用した子。受けサイクルを使う中で処理に困るカミツルギ,霊獣ボルトロス,オニゴーリに後出しから勝てて、高速回復技と優秀な耐久耐性でサイクルにも組み込める。
ラティアスが本来不利を取るメタグロスやナットレイも対面から起点にすることが可能。
ミラータイプ瞑想ラティについて
ミラータイプとは自分のタイプを対面した相手と同じタイプに変える技。特性浮遊も合わさった良耐性を手に入れて、本来不利を取る相手も瞑想の起点にできる。
具体例を挙げると
❶対メタグロス
鋼エスパータイプになり浮遊ドータクンと同様の耐性を得る。メタグロス側からの打点が無くなる。
ラティアスは鋼タイプを強く誘うポケモンであり、毒無効と多くの耐性を持つその優秀なタイプをコピーし浮遊とマッシュアップさせることで多くの相手を起点にできるようになる。
❷対オニゴーリ
氷タイプになることで相手の絶対零度が無効、フリーズドライは半減&瞑想で更に軽減、地震は浮遊で無効と完璧なオニゴーリ耐性を得る。
ミラータイプは守るを貫通せず身代わりを貫通し必中なので、身代わりへの後出しから負ける確率はS上昇(1-6/7×6/7)×零度命中(30/100)で8%とそこそこ信用できる数字になる。
また持ち前の耐久力を活かし瞑想+羽休めで後出しから悪巧みボルトロスを起点にすることも出来る。(ただしこちらからの打点も乏しく急所が少々厳しい点は注意)
めざ炎を採用するメリット
ミラータイプラティアスはタイプを変えて戦う為攻撃技はタイプ一致である必要がない。
基本的には広い範囲に等倍の取れるシャドーボールや波乗りが採用されやすい。しかしそれらの技には明確な採用意図が少なく、ならば崩し枠カミツルギへの対策も兼ねてしまおうと目を向けたのがめざ炎である。
❶対カミツルギ
ラティアスはカミツルギよりS種族値が1高く、瞑想を積まずとも上から安全にめざ炎で焼き祓える(HD振りでも確定1)。ラティアスは基本的にカミツルギに対する打点を持たないので大抵居座ってくれる。
仮に後出しの際にギガインパクトZを撃たれても、しっかり非メガ状態で耐えられる。(〜99.4%)
❷対ナットレイ
鋼草タイプになることで宿り木無効、ジャイロボールもタネマシンガンも半減以下と非常に有利になる。加えてめざ炎をウェポンに添えることで、鈍いを持っているナットレイにも積む隙を与えずに迅速に処理出来る。
❸対ハッサム
ナットレイ同様に積む隙を与えずに処理出来る。前述の通り鋼タイプを誘うポケモンなので有効打がある意味は大きい。
めざ炎を採用するデメリット
- 範囲が狭く火力が無い
炎水龍とメジャーなタイプに半減にされてしまい、威力が低い為等倍相手にも十分なダメージが見込めない。
具体的には竜舞ボーマンダ,挑発レヒレ,吹き飛ばしカバルドン,電磁波クレセリアへの与ダメージ量が乏しく、すぐ切り返されてしまう。
ヒードランもミラータイプを使えば炎鋼の浮遊で毒も無効と完全な起点になる相手だけに打点が無くなるのは惜しい。
これらには裏の受けポケモンたちでしっかり対処できるようにしたい。瞑想での全抜きを狙うのではなく、飽くまで羽休めでサイクルに組み込める崩しへの対策要員であることを念頭に置く。
あとがき
ちょっと変わった技を採用したメガラティアスでした。今期受けサイクルに挑戦しているのですが、上手にサイクルに溶け込ませながら崩し枠の対策をするのは難しいですね…。何か参考になるものがあれば幸いです。