t/Tのパワフルハーブティー

可笑しなもん、君に見せてやるんだ。

第七世代のハイブリッドキノガッサ

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キノガッサ@たべのこし

性格:陽気

努力値:H76 A76 B100 D4 S252

実数値:145-160-113-×-81-134

特性:テクニシャン

タネマシンガン/岩石封じ/キノコの胞子/身代わり

調整先

H:16n+1

A:岩石封じでH202B151メガマンダの身代わりを威嚇込みでも確定で壊せる(24.7%〜)

HB:A116グライオンの地震を身代わりが確定耐え(〜24.1%)

S:最速(S↓1の最速130族抜き)

 

解説f:id:girahim3:20180710110826p:plain

S14前半に使用した子。ポイヒ型の嵌め性能とテクニシャン型のパワーを併せ持つ通称"ハイブリッドガッサ"の第七世代版である。

自動回復を毒玉→残飯に、特性をポイヒ→テクニシャンにすることでポイヒ型の弱点である火力を増強した。

ポイヒガッサやビビヨンと同じように凍える風などのS操作技から繋いで胞子+身代わりで嵌めていく。自身も岩石封じを搭載している為1度嵌めに入れば抜け出すのは困難を極める。

 

ポイヒと比べた時の長所f:id:girahim3:20180805215720p:plain

無振りポイヒガッサと比べ火力が1.6倍になり、相手への遂行速度が上がった。

 

対レヒレ・コケコ・ミミッキュf:id:girahim3:20180312230801p:plainf:id:girahim3:20180312223805p:plainf:id:girahim3:20181130083602p:plain

フィールドでキノコの胞子を阻害してくるレヒレコケコや、呪いで貫通スリップダメージを与えてくるミミッキュへの遂行速度が速い。

例えばH252振りのレヒレや無振りコケコを岩石封じ+タネマシンガン3発で余裕を持って落とせる。身代わりが残った状態であればこやつらに高い確率で勝つことが出来る。

f:id:girahim3:20180710111034p:plainH252レヒレへの封じ(22.5〜27.1%)+タネガン(28.2〜35.0%)×3=107.1%

f:id:girahim3:20180312223805p:plain無振りコケコへの封じ(35.8〜42.7%)+タネガン(22.7〜26.8%)×3=103.9%

無振りミミッキュに対してもタネマシンガンが1発(25.9%〜)入るので5発で確定1、3発でも呪いのコスト圏内に入り迅速に処理することが可能。

 

対グライドヒドf:id:girahim3:20180312234605p:plainf:id:girahim3:20180313084108p:plain

パワーの高さは嵌める上で重要な高耐久ポケモンとの戦いでも活きてくる。

グライオンやドヒドイデは有効打こそ無いが高い耐久値と高速回復技,特性による自動回復を持ち、従来のポイヒガッサであれば粘られてPPを枯らされてしまう。

しかしこの子であればタネマシンガンの期待値がグライオンに対し(42.9〜50.8%)、HB特化ドヒドイデに対しても(32.4〜38.2%)とPP48を悠々と枯らせるほどの余裕が無く、変な有効打さえ無ければ突破することが出来る。

 

対マンダガルドf:id:girahim3:20180312231229p:plainf:id:girahim3:20180312231537p:plain

威嚇を入れられてもH振りメガマンダの身代わりを岩石封じで壊せる為しっかり嵌めることが可能。残飯ガルドへの遂行速度も速く粘られない。

 

対リザードンf:id:girahim3:20180425233624p:plain

ニトロチャージが面倒なリザへの遂行速度も速い。眠りターンへのお祈りをしなくて済む。

f:id:girahim3:20180312231153p:plain無振りリザXへの岩石封じが確定2(54.9%〜)=ステロ込み確定1

f:id:girahim3:20180312230922p:plainHBリザY(H252B124振り)への岩石封じが確定1(103.7%〜)

 

対サンダーf:id:girahim3:20180410043708p:plain

従来のポイヒガッサはプレッシャー+身代わりのような型に粘られてしまうが、この子ならその心配も無い。

H193B106サンダーへの岩石封じ(52.8〜63.2%)が残飯込み超高乱数2[99.6%〜]

 

ポイヒと比べた時の短所f:id:girahim3:20190218042612p:plain

回復量が少ない

毎ターン1/16しか回復出来ない為最長眠りをしないとHPは減っていく。ポイヒ型は元々勝てる相手には100%勝てる安定感が売りであったが、この型は火力と引き換えにそれを犠牲にしている。

攻撃は最大の防御倒したターンや相手が交代・回復してきたターンにも残飯回復は起こる為、高い火力で押し込んでHPも確保していきたい。

眠りターン数とHPの増減

1ターン…眠らせる→寝てる(+1/16)+身代わり(-1/4)+身代わり壊される(+1/16)=-1/8

2ターン…眠らせる→寝てる(+1/16)+身代わり(-1/4)+寝てる(+1/16)+身代わり壊される(+1/16)=-1/16

3ターン…眠らせる→寝てる(+1/16)+身代わり(-1/4)+寝てる(+1/16)+寝てる(+1/16)+身代わり壊される(+1/16)=±0

砂のスリップダメで回復量が帳消しなってしまうのも苦しい。ただしミストフィールド下で着地しても回復出来る点はメリット。

 

状態異常耐性が無い

ポイヒガッサの大きな強みである状態異常耐性が無い。カバルドンの欠伸への後出しも出来ず、毒菱を撒かれただけでも機能停止してしまう。

 

相性の良いポケモン

襷ゲッコウガf:id:girahim3:20180508155115p:plain

対面性能が高く岩石封じ凍える風でのS操作や撒菱挑発でのサポートが出来る。見せ合いではガッサが襷に見えるのも好都合。

磁力ジバコイルf:id:girahim3:20190218042325p:plain

ガッサが有効打を持たないタイプ、特にナットレイ,テッカグヤ,エアームド,ハッサムをキャッチして倒すことが出来る。

 

あとがきf:id:girahim3:20190218042504p:plain

七世代におけるハイブリッドキノガッサの考察でした(思えば2連続で草身代わり持ちの記事ですね)。何か参考になるものがあれば幸いです。