プレッシャー残飯キリキザン【PP枯らし】
キリキザン@たべのこし
性格:臆病
努力値:H164 B4 D84 S252
実数値:161-×-121-×-101-134
特性:プレッシャー
イカサマ/ハサミギロチン/守る/身代わり
調整先
H:16n+1(残飯効率)
HB:特化メガマンダの地震を確定耐え(〜99.3%)
HD:無振りドヒドイデの熱湯を身代わりが最高乱数切り耐え(〜24.8%)
C159カグヤのエアスラッシュを身代わりが確定耐え(〜24.2%)
S:最速
シーズン9で1950付近まで共にした子。
夢特性プレッシャー×残飯×守る身代わりを使ったPP枯らし戦術をするキリキザン、前例に倣えば通称"ノイキザン"である。使用感としてはギロチングライオンが近い。
負けん気キザンと比べ、より対高耐久ポケモン性能が高い。
対高耐久ポケモン
筆者は『ガルドに強く、サイクル思考のPTを崩す枠』として最初剣舞キリキザンを考えていたが
こいつらを剣舞1回→攻撃では倒しきれず、返しの補助技や抜群技で止まってしまう。崩すには今ひとつ足りなかった。
そこで夢特性のプレッシャーとハサミギロチンに着目。マトモに殴らずに嵌める。
上からのまもみがで少ない有効打(地震やめざ炎)のPPを切らし、身代わりを残したらハサミギロチンで両断する。
型バレをしていなければグライオンと比べ補助技やドヒドイデの熱湯で身代わりを残しやすく、ギロチンを撃つ試行回数も多い。
こういった受け思考の並びを崩していける。
エアームドは無理。グライオンも怪しく、慎重グライなら大丈夫だが、受けループに入ってるような陽気グライ相手では対面から起点にするのは難しい。この2匹を牽制或いは一度引かせられる子と組みたい。
ヤミラミは一見勝てなそうに見えるが向こうからの有効打が皆無で、悪戯心鬼火も悪タイプで無効なのでPP勝ちできる。ヌケニンへの有効打を持つのもグライオンには無い特徴。
VS後続
キザンは元々流し性能が高いのもあり、有利対面から身代わりを残しやすく、その場合広い範囲と戦える。
拘っている相手は守る身代わりだけで枯渇し、ミミッキュ(じゃれつくのPP16)、ドリュウズ(地震のPP16)、ヒードラン(大地の力のPP16+マグストのPP8)のような有効打を多く持たないポケモンも相手取れる。
積まれたら半減技でも身代わり壊れるようになるのでは?とお思いだろうがそこで生きてくるのがタイプ一致のイカサマ。守る身代わりで生まれる隙をケアできる。
例えば対はスカーフを想定して守る身代わり連打、それに合わせて剣舞をされたら身代わりを盾にイカサマ(確1)といった感じ。
このイカサマこそグライオンとの1番の差別化点。特に顕著なのが対身代わりマンダで、グライオンであればなす術なく引かざるを得ないが、この子であれば十分渡り合える。
❶低速高耐久は嵌める
❷拘りATはPP枯らす
❸物理積みATはイカサマで返り討ち
❹どうしようもなくなったら
✂️ハサミギロチンでお祈り✂️
対ギルガルド
恐らく最もガルドに安定するキザン。襷orスカーフ聖なる剣以外のガルドを確実に倒せる。
❶身代わり→イカサマで剣を釣り出せば
・HBガルド(呑気H252 A0 B236)であろうがイカサマが確定1(100.5%〜)
・ボディパージされようが身代わりを盾にイカサマ連打
・盾で剣舞積もうものならイカサマの威力上昇
❷相手がガルド攻撃→キンシの択を永遠に当て続けたり、自慢のA0身代わりガルドであってもこちらは残飯×プレッシャーなので長期戦には絶対に負けない。
❸そもそもこんなこと考えなくても大抵のガルドは逃げる。安定行動で身代わりというアドバンテージが残る。
従来の負けん気キザンはZ持ちには叩き落とすの威力が上がらない為、実は珠を持たせてもH252ガルドを落とせなかったりする。
他のプレッシャー持ちとの差別点
特に三犬と三鳥
❶優秀なタイプ
⑴毒無効
受けループのメインウェポンと名高い毒々への後出しが可能。特に対ドヒドイデで活き、毒への後出し→身代わりで熱湯を耐える動きが出来る。
⑵砂ダメージ無効
残飯を打ち消される砂ダメージを受けない、地味に大きい。対
⑶ステロダメージが1/16
残飯1回でカバーできる
⑷エスパー無効
テテフの拘りエスパー技を起点に出来る。
⑸連続技への耐性
身代わりを貫通してくる氷柱針、ロクブラ、タネマシンガンが半減。対パルシェン
⑹ゲンガーを牽制できる
実際はA個体値を粘った耐久振りゲンガーにイカサマが乱数2発なのでゲンガーに勝てるか怪しい
❷ハサミギロチン
一撃必殺!プレッシャー持ちで他に覚えるのはフリーザーとスイクンの絶対零度(命中20%)とホエルオーの地割れだけ。
❸タイプ一致イカサマ
その強さは前述の通り。霊無効のハサミギロチンとも相性補完?が良い。
火力に努力値を回せないこと、負けん気ではない為ガルドのキングシールドの影響を受けてしまうことから、普通の物理悪技を搭載するよりこの型にとっては都合が良い。
あとがき
以上ちょっと変わったキリキザンの紹介でした。興味を持って頂ければ嬉しい限りです。
因みにPGLによるとプレッシャーキリキザンは0.3%しか居ないみたいです。
キリキザンは五世代以来落ち目になってるから頑張ってほしいなあ…