歌う空振り保険+縮みバトンピクシー
ピクシー@空振り保険
性格:図太い
努力値:H20 B244 S244
実数値:173-×-136-×-110-111
特性:マジックガード(天然は未解禁)
歌う/小さくなる/身代わり/バトンタッチ
調整先
HB:A172ドラパルトの珠DM鋼の翼を乱数2つ切って耐える(~102.2%)
S:↓1最速サザンドラ抜き
↑2でスカーフ準速ヒヒダルマ抜き
前書き
タイトルから隠し切れない闇感。
前回の記事にも書いたが、剣盾環境ではダイマックスの影響でギミック構築はかなり戦いづらい。特にそのあおりを受けたのは分身(回避)バトンだろう。
身代わりに限度がある中いかに回避を上げられるかという勝負なのに、どこからでも3ターン必中攻撃が飛んでくるようになったのはとんでもない凶事である。
しかしそんなダイマックスにも穴がある。
"催眠"だ。
眠っている間にもダイマックスターンはカウントされるので、貴重な時間を寝て過ごさせることが対策になる。
だが催眠技というのは基本命中不安で、とてもギミックで戦術的に採用できるものではない。
しかしそれは過去の話、催眠技の汎用性とバトン構築への親和性を大きく高めた新アイテムが登場した。
それがからぶりほけんである。
解説
からぶりほけんの効果は技が外れた時にSが2段階上昇するというもの。
これをバトン役に持たせることで、催眠技が当たって眠らせても美味しい、外れて素早さが上がっても美味しい状況になる。
今回は新しくバトンタッチを習得したピクシーにこのギミックを搭載した。催眠技+小さくなる+バトンタッチを両立できる数少ないポケモン。
ピクシーは自力で素早さランクを上げる手段が無いので、この点でも相性が良い。
砂かけや壁置き土産などで起点を作ってから登場、小さくなるを積み、身代わりを残し、隙を見て歌い、眠らせるか外れてSが上がるのでバトンタッチで繋ぐ。
S上昇が必要だと思って当たったら外れるまで歌い続ける。眠らせる必要があると思って外れたら上からもう1回歌う。
前述の通り歌うはダイマックスへの対策になるので今まで通りの回避戦術の土俵に(ほぼ)持ち込むことが可能である。
また副産物としては、やはり歌うという技の誤魔化し性能が高く、運さえあれば対応範囲が大きく広がることが言える。大げさな例をあげると黒霧持ちが来ても最悪眠らせてバトン先が挑発すれば対処できる。
欠点は、エレキフィールドミストフィールドや相手が既に状態異常の時には命中の判定が起きず、Sを上げることすら出来ない点である。
ピクシーにわざわざダイサンダー撃つのは浮いているロトムぐらいなので良いとして、ダイフェアリーはかなり苦しい。バトン先や裏選出はこの点を考慮して選ぶと良いだろう。
因みに同じことが催眠術フワライドで可能だが、あちらはすり抜けで身代わりや壁を貫通してくるドラパルトの攻撃を耐えることができないので没にした。ロックブラストや氷柱針の技マシン化も苦しい点。彼はエレキシードやカシブでの方が強い。
あとがき
今回は新しい回避バトンの形を提案してみるって風な趣旨の記事を書いてみました。
もしこの記事をきっかけにバトン先、起点作りとどんどん考察が進んでいったら嬉しい限りですね。
また何か思いついたらどんどん発信していきます。
おわり