生意気HDパワーレンズガルド【ジャイロボール】
ギルガルド@パワーレンズ
性格:生意気(S個体値0)
努力値:H236 A36 D236
実数値:
【盾】165-75-170-70-220-58
【剣】165-175-70-170-110-58
特性:バトルスイッチ
技:ジャイロボール/シャドーボール/影打ち/キングシールド
調整先
A:ジャイロボールで無振りコケコを高乱数2つ切って一発(97.9%〜)乱数1(87.5%)
D:11n
HD:特化ギルガルドの[Zシャドーボール×1/4]+シャドーボール確定耐え(〜99.3%)
S:最遅
ジャイロボールの威力について
威力=(25×(相手の素早さ)÷29)+1
威力150…S173(最速106族)以上
威力146…S169(最速ガブリアス)
威力132…S152(準速100族)
威力126…S145(最速80族)
------抜群or弱保聖なる剣(120)の壁-------
威力116…S134(最速70族)
威力107…S123(最速60族)
------珠アイアンヘッド(104)の壁----------
威力91…S105(無振り85族)
威力82…S95(無振り75族)
------アイアンヘッド(80)の壁-------
威力69…S80(無振り60族)
威力61…S70(無振り50族)
------聖なる剣(60)の壁---------
*聖剣はタイプ一致換算
解説
シーズン5序盤に使用した変態型。
S降下ジャイロボールのアイデアは第六世代のこちらの記事を参考にしました(無断リンク失礼致します)
上記の鉄球ジャイロガルドの強みであったガルドミラーにおける強さが七世代でも生きるように調整した型。上記の型では現在主流のゴーストZ特殊型に対面で勝てないが、HDに振ることでそれを克服した。
従来のギルガルドより、対性能が高い。
HDに振るメリット
⓪ブレードフォルムでしか努力値が活きないC振りと違い、耐久振りはどちらのフォルムでも努力値が行き届く。特にブレードフォルムが滅茶苦茶硬くなる。
本来努力値は種族値の低い箇所に振った方が効率が良い為、ブレードフォルムのDは伸びが大きい。
D特化することでシールドフォルムが1.3倍、ブレードフォルムは1.6倍も硬くなる。今回の調整では剣が丁度盾の1/2の特殊耐久(重要)。不一致弱点程度は余裕で耐えるように。
一方C特化はシャドボで殴る時のみダメージが1.3倍になるだけ。どちらがお得かは瞭然。
この事に気づいて以降筆者は耐久ガルドしか使えない体になってしまった。
ギルガルドは耐久振りが至高だと声を大にして唱えたい。特に弱点保険型の場合はHPが残るか残らないかが火力よりも遥かに重要なのでオススメである。
❶ギルガルドミラーに非常に強い
相手のシャドボのダメージを抑えられる点、持ち物でSが半減していて必ず後攻が取れる点から有利。
キンシ→シャドボという動きで大抵のガルドに対処可能。
《特殊霊Zガルド》
霊Zの軽減ダメージ+通常シャドボを耐えるよう調整したので、急所に当たらなければ2ターン目に下からシャドボが通って勝てる。
ミラーで1ターン目悠長に通常シャドボ撃ってくる相手はいない。
《弱保ガルド》
シャドボが下から通って突破。
キンシとシャドボのいたちごっこが繰り広げられる可能性が高く、PPを増やすのは必須。
《襷ガルド》
C特化ガルドのシャドボ(〜66.6%)+A4振り影打ち(〜33.9%)を2連最高乱数(1/256)以外耐えるので大抵勝てる。ミラーに強いと名高い襷ガルド、恐るるに足らず。
追記:どうやらAC襷で結果を残された方がいるとのこと。そんなことしなくていいから。注意。
《物理ガルド(珠ラムゴーグル襷)》
シャドクロをキンシで防いで有利に。霊Zとか初手剣舞とかやめて。
《毒みガルド》
こちらのキンシに合わせて毒守ガルドに身代わりを置かれると辛いところ。
一応この子が無振りガルドのシャドボをほぼ2耐え[(43.6〜52.1%)乱数2(8.6%)]するので、相手の身代わりを残させない。
キンシで剣を釣り出されても一撃は耐える[(84.8〜101.8%)乱数1 (6.3%)]ので大丈夫。C振り身代わりガルドとかいう地雷には注意。
❷ゲッコウガに強い
ゲッコウガに採用される物理技には軒並み耐性があるので、Dに厚いこの子は総合的にゲッコウガに強い。例を挙げると
《悪の波動》
ゲッコウガのZ悪の波動を耐える
C252ゲッコウガのZ悪の波動(77.5〜92.1%)
→つまり通常悪波2耐えできる
C252ゲッコウガの悪の波動(40〜47.2%)
→剣なら通常悪波を耐える
剣へのC252ゲッコウガの悪の波動(77.5〜92.1%)
一方こちらのジャイロボールは
無振りゲッコウガへの等倍ジャイロボール(114.9%〜)確定1
うーん圧倒的有利。
《めざ炎》
珠めざ炎2耐え
C252ゲッコウガの珠めざ炎(39.3〜47.2%)
→珠めざ炎を剣が耐える
剣へのC252ゲッコウガの珠めざ炎(76.9〜91.5%)
一方こちらの攻撃は
半減ジャイロボール(57.1〜68%)+珠ダメ(10%)+影打ち(31.2〜37.2%)=(98.3〜115.2%)
でほぼ落とせる
うーん圧倒的有利。
《ミズZ》
C252ゲッコウガのZハイドロカノン(49〜58.1%)ハイドロカノン(36.3〜43.6%)=(85.3%〜101.7%)
ほぼ耐える。うーん化け物。
【追記】シーズン7から急増した身代わり激流水Zゲッコウガについて
身代わりの存在、変幻自在では無い為不利な耐性が変わらない関係で相手し難い。唯一勝てない型である。
・激流水Zハイドロカノンを確定耐え
・激流水Zハイドロカノンの守る貫通ダメージ+激流ハイドロカノンは確定耐え
・悪の波動+水Zハイドロカノンは低乱数
これらを踏まえ、Zに上手くキンシを合わせるor身代わり択を制し続ければ勝てる(要するに殆ど勝てない)。
❸カプ・コケコに強い
《珠》
コケコのEF珠10万2耐え(40〜47.8%)
→剣が1発は耐える
《デンキZ》
EFボルトチェンジ(24.2〜29%)+EFZ10万ボルト(60.6〜71.5%)=(84.8〜99.5%)
一度ボルトチェンジで逃げられても役割が持てる
《眼鏡》
EF眼鏡ボルトチェンジ(36.3〜43.6%)+EF眼鏡10万ボルト(46〜55.1%)=(82.3%〜98.7%)
上に同じく。
一方こちらのジャイロボール(97.9%〜115.8%)乱数1(87.5%)
うーん強い
❹テテフをより確実に役割遂行できる
後出しが相当安定する。変な読み、持ち物、Dダウンすらケアできる。暫くダメ計まみれになるがご容赦くだされ。この子がいかに特防お化けか分かると思う。
《スカーフ》
・剣が特化サイキネを2耐え
剣への特化サイキネ(41.8〜49.6%)
・特化テテフのシャドボをDダウンや急所が一回あってもほぼ2耐え
特化テテフのシャドボ(33.9〜41.2%)
→スカーフテテフが交換読みシャドボしようが余裕
《襷》
襷臆病テテフのサイキネ+シャドボ×2を耐える
サイキネ(21.2〜25.4%)+ シャドボ(31.5〜37.5%)×2=(84.2%〜100.4%)
サイキネ+剣へのシャドボも耐える(挑発想定)
サイキネ(21.2〜25.4%)+剣へのシャドボ(61.8〜72.7%)=(84%〜98.1%)
→襷テテフへの後出しも余裕
《眼鏡》
特化眼鏡サイキネ(31.5〜37.5%)+特化眼鏡シャドボ(50.9〜60.6%)耐え(82.4%〜98.1%)
《エスパーZ》
・ 特化Zサイキネ+剣への特化サイキネ耐え
(40.6%〜48.4%)+(41.8%〜49.6%)=(82.4%〜98%)
・剣への特化Zサイキネ耐え(81.8〜96.3%)
・サイキネ+Zサイキネ+シャドボほぼ耐え
(19.3〜23%)+(36.9〜43.6%)+(31.5〜37.5%)=(87.7%〜104.1%)
《ゴーストZ》
サイキネ+Zシャドボ
(21.2〜25.4%)+(61.8〜72.7%)=(84%〜98.1%)
一方こちらのジャイロボールは言わずもがなの確定1。サイコショックとか考えたらこんなにテテフに強い子も中々いないと思うよ…
❺ジャローダに強い
C252リーフストーム+↑2リーフストーム+↑4めざ炎確定耐え
(12.7〜15.7%)+(25.4〜30.9%)+(47.2〜50.9%)=(85.3%〜97.5%)
一方こちらのジャイロボールが(80.6〜102%)+影打ちが(22.6〜28%)で確定
❻レボルトに強い
臆病レボルトの10万ボルト3耐え(〜33.3%)
→盾への10万ボルト+剣への10万ボルトを1回ずつ耐える
→Z10万ボルト+10万ボルトを耐える
→10万ボルト+悪巧み10万ボルトを耐える
❼アーゴヨンに強い【追記】
臆病C252アーゴヨン大文字を2耐え(41.2〜49.6%)
悪巧み大文字を確定耐え(82.4〜96.9%)
剣で大文字を確定耐え(82.4〜96.9%)
↑4流星群Zを確定耐え(81.2〜95.7%)
一方こちらのジャイロボールが無振りアーゴヨンに(108.1%〜)で確定1
後出しからでも返り討ち。新ポケに対しても流石の貫禄
❽高火力特殊弱点技を一撃耐える
特化シャンデラのオーバーヒート(88.4〜105.4%)乱数1(25%)
リザードンYの晴れ火炎放射
(88.4〜105.4%)乱数1(25%)
その他にはC124振りまでのメガゲンガーの状態祟り目=剣への通常祟り目を確定で耐えられる。
(まあ1発を耐えるだけなら襷ガルドの方が確実な訳だが…)
パワーレンズのメリット
❶S半減効果でジャイロボールの火力を倍近く上げられる
❷ギルガルドミラーで確実に後攻を取れる
❸トリル下での活躍
素早さ実数値29という圧倒的遅さ。
自らPTにトリルを組み込むのも良いが、相手のトリル展開への切り返しとしても使える。
トリルアタッカーの最遅亜ガラガラ、ローブシンが45、ドラミドロが44、オニシズクモが42と遠く及ばず。
更にトリル発動役のヨノワールが45、ドータクンが34、ヤドランが31とそれよりも遅く、発動役にシャドボで弱点を取りやすいこの子は対策として十二分である。
相手もガルドがここまで遅いとは思わないから度肝抜く。
前述の通り始動要員の可能性もあるシャンデラに強いのも○。
❹最遅ガルド抜かれ調整を崩す
特に叩き落とすとイカサマ。下から通るか上から通るか。でかなりダメージが変わってくる。
はたき落とすは上からならダメージも少なく、パワーレンズが落とされて次のターンは上から2撃目を浴びせられる。
❺黒い鉄球と違い、叩き落とすやお見通しでバれた場合でも持ち物ミスとして誤魔化せるので型バレし難い。寧ろCに割いた個体だというミスリードを招ける。
ジャイロボールのメリット
❶威力が高く、耐久振りでも十分な火力が出る相手には出る
ex)コケコ、ジャローダ、ゲッコウガ、アーゴヨン
そしてZ技と違い何回でも撃てるのも強み。身代わりに怯える必要もない。
ただし鈍足相手には火力が出ないのでその場合シャドボに頼ることに。そのため保険と比べると亜ベトンに非常に弱い。
❷霊技交換読みノーマルへの打点
目の前の相手にもノーマルタイプにも通る高火力技。
例えばテテフ+ガルーラのような並びに一貫する。Sがある程度早い相手には等倍でも無振り聖剣よりダメージが入る。
メガガルは余程HAに振り切らない限り二発圏内
B4ミミロップは確定1(100.7%〜)※威力149
最後に
自信のある調整の面白ポケモンなので良かったら使ってみてほしい
おわり