t/Tのパワフルハーブティー

可笑しなもん、君に見せてやるんだ。

【S9】プラットホーム・シンデレラ!カボチャの馬車を乗り換えて【最高2014】

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f:id:girahim3:20180312224157p:plainバシャーモ@バシャーモナイト
f:id:girahim3:20180505034115p:plainパンプジン(中サイズ)@バンジのみ
f:id:girahim3:20170501132431p:plainカプ・レヒレ@ミズZ
f:id:girahim3:20180410043708p:plainサンダー@達人の帯
f:id:girahim3:20180312225143p:plainドリュウズ@マゴのみ
f:id:girahim3:20171118203732p:plainエンペルト@風船

 

S9で使用した構築になる。

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PT完成までの経緯

❶バシャーモの逃げバトンという戦術に注目f:id:girahim3:20180312224157p:plain

逃げバトンとは、標準的なアタッカーのバシャーモにバトンタッチを搭載し、バシャーモが勝てない相手・止まってしまう相手から逃げるようにバトンタッチをして後続に任せる戦術である。

バシャーモ自身が汎用性を保ちながらも、打ち分けられるスカーフ持ちのような夢のあるポケモンも作れる。スタンダードなPTとギミックPTの中間のような感じで面白みがあると思った。

バシャーモの逃げバトンに決定!

 ❷バシャーモが止まってしまうポケモンから逆算してバトン先を決めていく


この行程が1番楽しい。バトン先で大事なのは『Sが上がっていれば広範囲を観れる』こと。

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f:id:girahim3:20180312231229p:plainf:id:girahim3:20180313084108p:plainf:id:girahim3:20170723223401p:plainf:id:girahim3:20180410043708p:plain(途中までオドリドリ)

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と決まった中、対f:id:girahim3:20180511073558p:plainf:id:girahim3:20180313113129p:plainf:id:girahim3:20170723010016p:plainf:id:girahim3:20180312230801p:plainf:id:girahim3:20170913150602p:plainf:id:girahim3:20180312223728p:plainf:id:girahim3:20180312223627p:plainに強い草枠が中々決まらなかった。草枠やどりぎのタネ+身代わりという上から動ければ非常に強力なコンボも使える為、是非採用したい。

途中まで光の粉金縛りブルルとかいうファッションモンスターを使っていたが、

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f:id:girahim3:20180312231813p:plainf:id:girahim3:20180425232951p:plainに何も出来ない

サイクルを回しにくいPTのためグラスフィールドを味方が大して活用できない。相手も回復させて寧ろ邪魔

と微妙だった。

❸最適な草枠のカボチャを見つけるf:id:girahim3:20180505034115p:plain


そこで見つけたのが最強の草枠パンプジン。その強さは個別解説するが、より広範囲を見れる上、対カバルドンやランドロス性能が非常に高くピッタリのポケモンだった。

 ❹ラス1の枠として受けサイクルに強いポケモン…


であるプレッシャー残飯キリキザンを採用していたのだが、

正直受けサイクルは独自の枠を設けなくても勝率が悪くなかったので、対策の薄く終盤増えてきた害悪系統やイーブイバトンに強く、バシャーモとの補完も良いエンペルトを採用。f:id:girahim3:20171118203732p:plain

ステロからのバシャ展開という選択肢も選べるようになった。

こうして完成した今回のPTの路線図がこちら

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バシャーモを拠点駅にし、バシャーモで止まってしまうポケモンに強い24匹の中から選んで状況に応じてバトンタッチで乗り換えながら戦う。

バシャーモを初手に置く

誰かしらがバシャーモを受けに来る

そいつに強いやつにバトンタッチして有利対面を作る

汎用性の高い嵌めや積み展開で果てるまで戦う

もう一度バシャーモ出す(繰り返し)

といった試合展開が理想

 

個別解説

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バシャーモ@バシャーモナイト
性格:陽気
努力値:A252 D4 S252
実数値:
【メガ前】155-172-90-×-91-145
【メガ後】155-212-100-×-101-167
特性:加速→加速
フレアドライブ/飛び膝蹴り/バトンタッチ/守る

調整先
B<D
A:H252ガルドをフレドラで確定1(100.5%〜)
無振りメガバシャを膝で丁度確定1(100.6%〜)
D:C179アーゴヨンの流星群を確定耐え(〜99.3%)

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PTの主軸にしてエース、選出率100%・初手率9割。どんなに刺さってなくても加速バトンの為に選出する。

バシャーモは有利不利が非常にハッキリしているポケモンで、加速守るというアドバンテージを稼げる様子見が出来る。このことから威力の低いサブウェポンで無理に範囲を広げるよりは、逃げバトンで専門家に任せる戦い方が扱いやすいと感じた。

 

逃げバトンが優秀な点は

こちらが後手に回っている筈なのに強化された状態で有利対面になる

相手の交換読み交換が"視える"為、直前までバトン先を選べる

この2点。バトン先を2匹用意することでこの強さがより顕著に出る。

 

バトン展開を含め、より安全に行動する為に陽気最速。

最速スカーフテテフやランドロス、ドリュウズに怯える必要も無い。ZテクスチャーしたポリゴンZや1回破った準速パルシェンも1加速で抜けるし、最速ミミッキュも怖くない。控えめスカーフレボルトの上も取れ、ニトチャ竜舞でSを上げる同族にも強い。f:id:girahim3:20180313113102p:plainf:id:girahim3:20180313113129p:plainf:id:girahim3:20171110040850p:plainf:id:girahim3:20170812090249p:plainf:id:girahim3:20170728013038p:plain

このように90〜100族の激戦区に上を取りたい相手が非常に多いので陽気であるメリットは大きかった。

倒しきれない相手はバトン先に任せる構築なので、特に火力が足りないと感じたことはない。

 

豆知識だが、初手でバシャミラー対面した場合は『メガ進化せずに守る』が最適解。

相手が飛び膝蹴りなら割れる

相手がメガして守って来た場合行動順が、相手のメガバシャの守る(成功)→こちらの通常バシャの守る(失敗)になる為、次のターンメガ進化してこちらの膝を上から通せる。

相手がバシャ受けに交代なら加速して逃げバトン

 


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パンプジン(中サイズ)@バンジのみ
性格:臆病
努力値:H252 D108 S148
実数値:172-×-142-78-109-135
特性:不眠
ギガドレイン/鬼火/やどりぎのタネ/身代わり

調整先
H:4n(カプZでバンジのみが発動)
HB:特化ランドの岩石封じを身代わりが確定耐え(〜24.4%)、A188ランドの蜻蛉を身代わりが確定耐え(〜24.4%)
特化パルシェンの氷柱針1発を身代わりが確定耐え(〜24.4%)
HD:C197レボルトのボルトチェンジを身代わりが確定耐え(〜24.4%)
C155ゲッコウガの変幻自在冷凍ビームを最高乱数切って耐え(〜101.1%)
S:最速70族抜き

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恐怖の魔列車。バシャーモがf:id:girahim3:20180511073558p:plainf:id:girahim3:20180313113129p:plainf:id:girahim3:20180312230801p:plainf:id:girahim3:20170723010016p:plainf:id:girahim3:20170724040503p:plainf:id:girahim3:20170724001117p:plainと対峙した時の乗り換え先。

ではこの子が最強たる所以を語っていこう…

やどりぎのタネ+身代わりが使える

隙が少なく強力な戦術。貫通手段を持たない草以外のポケモンを嵌め倒せる。

意外と速い

パンプジンは鈍足のイメージがあるがそれは1番メジャーな特大サイズの場合。

このサイズはなんと84族で、デンジュモクやギャラドスより高い。1加速で最速130族も抜ける。上からのやどみがで嵌めやすい。

硬い

元々物理受けで売っているだけあり硬い。特にランドロスの蜻蛉返りに対して身代わりが残るので、やどりぎのタネ+身代わりのループが下からの蜻蛉返りで途切れない。

特殊方面も大抵のボルチェンを身代わりが耐える。

鬼火を覚える

鬼火やどりぎのタネ無効のカミツルギやナット含め物理の後出しに負担を負わせる。サイクルが苦手なこのPTを補助。

特性不眠

大事な役割対象であるカバルドン、ラグラージなどの欠伸展開を阻害、バトン際に撃たれれば無償降臨。

知名度が低く、平然と欠伸や催眠術を撃たれるが、残念ながらこの子は眠らない。

ゴーストタイプ複合

襷ランドロスの大爆発が無効

初手にバシャーモと対峙しやすい襷ランドロスを完全に起点に出来る。

カビゴンに非常に強い

カビゴンは鈍いを積まれるとバシャでも対処出来ないが、この子なら何積みされようが余裕である。欠伸もノーマルZも無効で、やどりぎの吸収量も多い。

格闘無効

剣舞ガッサにも強い。ガルーラにグロパンの餌にされにくい。鬼火もある。

最悪の手段としてバシャーモのに後出しして透かすことも出来たりする。

滅びゲンガーにキャッチされない

やどみがは時間を掛ける戦術故に滅びゲンガーに弱いので、影踏み無効は優秀。

 と、バシャーモのバトンから繋げる上でまさしくベストな枠だった。

 

A種族値の方が高いがウェポンはギガドレインを採用。回復効果もそうだが、物理受けカバとパルシェンへの遂行速度が大きく変わる為。f:id:girahim3:20180425232723p:plainf:id:girahim3:20180425233353p:plain

ランドロスやギャラドスの威嚇を引き継いでバトンすることも多く、結果的に特殊技の方が火力が出る。

 

持ち物にはバンジのみを持たせた。残飯と比べると毎ターンの回復量が少ない為嵌め性能は低くなるが、汎用性は大きく上回る。パンプジンとバンジって似てる

確定数をズラせる

例を挙げるとメガギャラドスの氷の牙(〜50%)など。鬼火や身代わりで調整しやすい。
先制技圏外に逃げる

ゲッコウガの冷凍ビーム+水手裏剣など。バトンを受けて上から動く以上は重要。

天候ターン、トリルターンの稼ぎ

HPが4nなので合計5ターン稼げる。

※身代わりの個数より4nを優先したのはレヒレへの後出しが多い為。身代わりの個数は宿り木を入れれば有耶無耶になる。

残飯と違い相手の想定を崩せる

もう少しでやどみがループから抜け出せる!と思っていたら絶望のバンジ発動

 

最も採用率の高いバシャ受けであるランドロスに滅法強いことから選出率も高く、鬼火や宿り木で幾度と相手のPTを半壊させた。間違いなくMVP。

 


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カプ・レヒレ@ミズZ
性格:控えめ
努力値:H76 C196 S236
実数値:155-×-135-154-150-135
特性:ミストメイカー
ハイドロポンプ/ムーンフォース/凍える風/瞑想

調整先

C:11n
ZハイドロポンプでD4振りメガリザX確定1(100.0%〜)
H252メガゲンガーを凍える風+Zハイドロポンプで確定(101.2%〜)
HB:特化メガリザXのフレドラが確定3(〜49.6%)
特化メガマンダの捨て身を確定耐え(〜99.3%)
HD:特化シャンデラのシャドボが0.3%の超低乱数2(〜50.3%)
S:最速70族抜き

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バシャがf:id:girahim3:20170912045543p:plainf:id:girahim3:20180312231153p:plainf:id:girahim3:20180312230922p:plainf:id:girahim3:20180425232723p:plainf:id:girahim3:20170912051802p:plainf:id:girahim3:20180515041732p:plainf:id:girahim3:20180515041758p:plainと対峙した時の乗り換え先。

加速からの瞑想、俗に言う蝶舞レヒレ。逃げバトンで有利対面を作り起点にする。

カバマンダガルドのような水Z+フェアリーの一環が激しいPTはこの子が止まらない。カバルドンにSを上げてバトンで合わせるだけで全員持っていける。諸々択はあるが残飯ガルドも起点に出来る。

パンプジンも同様にカバに強い子だが、あちらはリザードンのニトロチャージの起点にされてしまう為カバリザの並びには弱い。そんな時はこの子を選出する。逆にギャラドスと組まれている時はパンプジンを優先する。f:id:girahim3:20180511073558p:plainf:id:girahim3:20180312231153p:plainf:id:girahim3:20180312230922p:plain

 

凍える風はボーマンダ、アーゴヨン等の起点回避。ボーマンダはレヒレが1加速状態だと竜の舞から入ってくる為凍える風ムーンフォースで無傷で処理できるし、アーゴヨンは凍える風で先にSを下げておけばビーストブーストされても後続の1加速メガバシャーモが上を取れる。f:id:girahim3:20180312231229p:plainf:id:girahim3:20171118213241g:plain

加速バトンで繋ぐことを前提にした型のポケモンが多いので、バトンを繋がなくても擬似的に同じ状態を作れる凍える風は非常に重宝した。

 

雨パにも強い。バシャーモのバトンから繋ぐことでこちらが擬似雨エースと化す。ナットレイの居ない雨パはeasywin出来た。

 

PTで唯一のZ持ち・フェアリーであり、バシャの止まる相手は確度の差はあれど軒並み見れる頼れる姉御だった。

 


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サンダー@達人の帯
性格:控えめ
努力値:H252 B20 C172 D4 S60
実数値:197-×-108-183-111-128
特性:静電気
10万ボルト/めざめるパワー氷/熱風/原始の力

調整先

HB:メガルカリオのインファ2耐え(〜49.7%)
特化マンダの捨て身2耐え(〜48.7%)
メガグロスの冷P+バレパン確定耐え(〜97.3%)
C:H252D4カバをめざ氷で確定2(50.2%〜)
H252D4ランドロスをめざ氷で確定1(100.5%〜)
慎重H212D220メガマンダをめざ氷+羽休めめざ氷で確定(102.0%)
H4ウルガモスを原始の力で確定1(101.2%〜)
無振りラティオスをめざ氷で確定2(50.9%〜)
無振りドリュを熱風で確定1(100.0%)
S:↑1で最速ゲッコウガ抜き

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フルアタ陽キャサンダー、メガ進化したオドリドリ。バシャがf:id:girahim3:20180312231229p:plainf:id:girahim3:20180312234605p:plainf:id:girahim3:20180313084108p:plainf:id:girahim3:20180313113129p:plainf:id:girahim3:20180312230801p:plainf:id:girahim3:20170723010016p:plainと対峙した時の乗り換え先。マンダ軸相手には100%選出する。

控えめ達人の帯により無振りサンダーの1.5倍以上の火力指数を叩き出す。

恩恵は大きく、特にめざ氷の火力が素晴らしい。

慎重HDマンダにも起点にされない

慎重H212D220メガマンダをめざ氷+羽休めめざ氷で確定(102.0%)f:id:girahim3:20180312231229p:plain

相手に竜の舞を積む隙を生せない

HDに割いていなければランドロスやグライオンが確1

H252D4ランドロス確定1(100.5%〜)f:id:girahim3:20180312223558p:plain

H252D100グライオンが確定1(102.7%〜)f:id:girahim3:20180312234605p:plain

HBカバルドンが丁度確定2(50.2%〜)であり、混乱実を発動させずに2発で倒せるf:id:girahim3:20180425232723p:plain

素晴らしい…

バシャーモから逃げバトンを受けた静電気サンダー=図太い物理受けというイメージから火力や技範囲を舐められやすく、相手の想定を崩すには難しくなかった。

ジャロゴーリにも強い蛇睨みに合わせてバシャからバトンして熱風連打で押していける。オニゴーリは100%身代わりから入るが熱風が85%〜入って身代わりを出せずに散っていく。f:id:girahim3:20170912045502p:plainf:id:girahim3:20180508155253p:plain

最初は羽休めを搭載していたのだが、

H振りだけで耐久が心許ない為そんなに粘れない

サイクルを回せないPTなので、羽でHPを管理して引くのではなく、少しでも広い範囲に対応することを優先。達人の帯をより活かせる

羽読み地震を滅茶苦茶撃たれる

マンダの相手をしていたら裏から出てくるウルガモスが辛い

これらの理由から原始の力に変更。

f:id:girahim3:20180312231229p:plain+f:id:girahim3:20180312225441p:plainの並びに非常に強くなり、f:id:girahim3:20180312231153p:plainf:id:girahim3:20180312223703p:plainf:id:girahim3:20171118193734p:plainで止まらない。

ウルガモスに勝てる電気飛行なので、紛れもなくこの子はオドリドリである。

 

そして原始の力が魅力的なのはその追加効果。

発動率は1割で期待出来ないが、少ないHPを刈り取る時や対f:id:girahim3:20180312223627p:plainf:id:girahim3:20180410043708p:plainにはバンバン撃って試行回数を稼いでいく。

全能力UPを引ければ、かの有名な無双仕る⚔ムンダー⚔の完成である。

 

特性はワンチャン狙える静電気。プレッシャーは羽休めでの粘りもしない上、バトン先としての選出がメインで特性の素早さ判定もすることも無いので使えない。

控えめA0めざ氷という神個体を美味しくないイチゴジャムパンを食べながら厳選した過去の筆者を賞賛したい。

この子のお陰でマンダ軸に対する勝率は非常に高かった。

 


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ドリュウズ@マゴのみ
性格:意地っ張り
努力値:A236 B28 S244
実数値:185-203-84-×-85-139
特性:型破り
地震/アイアンヘッド/岩石封じ/身代わり

調整先

B<D
HB:A143ミミッキュの影撃ちが確定5(〜24.8%)、身代わりが最高乱数切って耐え
特化メガマンダの↑1捨て身を確定耐え(〜99.4%)
A:大抵のABミミッキュを高乱数1(ミミッキュの調整が様々なので割愛)
S:準速FCロトム抜き

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バシャがf:id:girahim3:20180113143516p:plainf:id:girahim3:20171118213241g:plainf:id:girahim3:20170911173800p:plainf:id:girahim3:20170724035426p:plainf:id:girahim3:20170723005600p:plainと対峙してしまった時の乗り換え先。

当然強く意識したのはミミッキュで、逃げバトン際にゴーストZを撃たれても、マゴのみで影撃ち圏外に逃げられるようにした。f:id:girahim3:20170929070206p:plain

特にストッパーとして出てくるミミッキュはHPの少ないバシャの前でも、即座に影撃ちで処理せず剣の舞から入ってくるのでバトンがよく決まる。

火力もしっかり割き、ABミミッキュであっても型破りアイアンヘッドで落とし切れる。

 

Sの上昇した撃ち分け可能な型破りドリュウズは非常に器用で、アイアンヘッドの怯みも含めると広い範囲と戦えた。

それを全面的にサポートするのが身代わり

交換が予想される場面では確実に的確な技を撃つ為の様子見が出来る安定技になる。

例えばミミッキュ→ランドロスのような交換際にアイアンヘッドを当てるよりは、一度身代わりを挟むことでアイへ怯みの可能性とスカーフの是非を確かめられる。

またバトンでSが2段階以上加速していれば、リザードンの前で身代わりを貼ってニトチャを気にせずxy判定できる。(↑2f:id:girahim3:20180312225143p:plain>↑1f:id:girahim3:20180312231153p:plainf:id:girahim3:20180312230922p:plain)

マゴのみ発動の調整や補助技透かし、ターン稼ぎ、ギルガルドの剣の釣り出し、パンプジンの宿り木を活用など使い慣れているのもあり、極めて便利な技であった。身代わり最強。

ただしPTにフシギバナや受けループに対する打点が不足しているので、この枠には角ドリルを採用しても良いかもしれない。

岩石封じは前述のレヒレの凍える風と同じく起点回避も兼ねている。特に対ギャラドス。

 

ミミッキュを確実に処理できる子として活躍。大事な試合は大抵この子が決めてくれた。

気をつけたいのはバシャーモと止まる相手が被ってしまう点。カバルドンやランドロス、ゲッコウガの一環には注意。

 


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エンペルト@風船
性格:穏やか
努力値:H252 B4 C4 D28 S220
実数値:191-×-109-132-137-108
特性:激流
渦潮/欠伸/ステルスロック/吠える

調整先

H:16n-1
HB:特化リザXのフレアドライブ確定耐え(〜99.4%)
HD:特化リザYの晴れ大文字確定耐え(〜97.3%)
S:12振りレヒレ抜き

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まず最初に、この子はバシャーモのバトンで繋ぐポケモンでは無く、初手に出してステロ欠伸の起点作りをするポケモンである

バシャ初手が確定しているこのPTにとって、初手のf:id:girahim3:20170619031129p:plainf:id:girahim3:20180312230801p:plainf:id:girahim3:20171118213241g:plainf:id:girahim3:20180515045643p:plainf:id:girahim3:20170912051802p:plainf:id:girahim3:20180515045800p:plainf:id:girahim3:20180313133312p:plainf:id:girahim3:20171108101852p:plainが辛く、エンペの初手ステロ展開を意識させそいつらを初手から遠ざけるのが狙い。半ば見せポケ。

シーズン終盤はオニゴーリやビビヨン、イーブイバトンが多かった為その対策も兼ねている。f:id:girahim3:20180508155253p:plainf:id:girahim3:20180313133808p:plainf:id:girahim3:20180515050840p:plain

イーブイはユクシー対面でバシャが置き土産のターンにエンペルトにバトン、イーブイに吠えれば良い。

メインウェポンはレヒレを逃さず削れる渦潮を選んだ。バインド+欠伸で確実に眠らせる戦術も取れる。

採用したのが遅かった為選出機会は少なかったが、ステロ+バシャーモの展開も出来るようになるのは心強かった。

 

QRパーティ

もし良かったら使ってみてください。

 

あとがき

バトンバシャーモ+ちょっと変わったのバトンエース達の構築でした。バトンエースの枠は他にも楽しい子が居ると思うので、興味を持って頂けたら皆さんも考察してみてください。

ここまで長文でしたが閲覧ありがとうございました!

来シーズンもまたワンダーな子達を使って皆様に可笑しなものをお届けできるよう頑張ります。