残飯カバルドン
カバルドン@たべのこし
性格:腕白
努力値:H204 B164 D140
実数値:209-132-174-×-110-56[S個体値9]
特性:すなおこし
地震/欠伸/吹き飛ばし/守る
調整先
H:16n+1(残飯効率)
HB:A143ミミッキュの↑2ぽかぼかを確定耐え(〜99.5%)
HD:C211リザYの晴れ文字,C179アゴの流星群Zを最高乱数切り耐え(〜100.9%)
S:最遅タイプ・ヌル抜かれ,無振りドヒドイデ抜き
シーズン12で使用した子。同時期にサブロムで使った残飯カビゴンが使いやすかったので、同じく欠伸展開を行うカバルドンにその要素をリミックスした。残飯の自動回復でHPを保ちつつ、守るで欠伸ループの障壁となる行動を防げる。
カビゴン使った時の記事↓
他の型より優れている点
【欠伸+残飯+守る】というのは古来から続くベストマッチ!な組み合わせ。
❶守る
この技は欠伸との相性が非常に良い。
- 欠伸ループ中に蜻蛉でチマチマ削ろうとする輩を守って眠らせる
- 欠伸ループ中に眠ってでも宿り木を入れようとしてくる輩を守って眠らせる
- 欠伸ループ中に眠ってでも突破しようとしてくる輩を守って眠らせる
- Zカビゴンや襷ランドロスが爆ぜて起点回避してくるので守る
- ラス1に対しては欠伸→守るがローリスクで決まる
- 守って技を確認(特にコケコの草結びやガルドの毒々の有無)
- 欠伸を無効にするMFやEF,天候,トリルのターン調整
- 膝を割る
- 残飯補助
- 砂ダメージ稼ぎ
- Zを守ることでのダメージ軽減(残飯回復1回も入りダメージは結構減る)、↑4ミミッキュの【ミミZ+戯れつく】も耐えうる
たった1つの技でここまでプレイングに広がりを持たせることが出来る。
相手視点でも"こいつ眠らせてもいいからカバを処理"という普段シンプルに出来ていたことが安定しなくなる為、守るという技は非常に厄介に見えるだろう。
❷残飯
欠伸ループ中にジワジワと回復していく。相手はどれか1匹を眠らせる判断を下さないと、せっかく削ったカバのHPがドンドン癒えていってしまう。
そしてこのままじゃヤバイと仕掛けてくるところに先述の守るが痛烈に刺さる訳である。
一撃で落とされる圏外までHPを回復させれば欠伸以外の技を選ぶ余裕も生まれる。
蜻蛉返りや火傷ダメージでチマチマ削られて落とされる心配も無い。
❶と❷を組み合わせた要素だが、相手の積み技に対して【欠伸→守る→吹き飛ばし】の動きでHPを残したまま安全に流せる点はこの子の一番のアイデンティティ。
例えばミミッキュ対面の【剣舞→ミミZ】も守ればたった25%のダメージ、2ターン分の残飯回復も含めれば、12%ほどのHP消費で相手のZを切らせた上眠らせて流せて砂ダメも入るという脅威のアドバンテージが取れる。
他の型より劣っている点
❶ステルスロックの技スペが無い
一番ネックな点。カバにステロ撒きとしての仕事を期待しているなら無難に混乱実を使った方が良い。もしこの型でステロを入れるなら吹き飛ばしはどうしても切れないので地震切り。
❷後出しから仕事をしにくい
オボンや混乱実と違い長期的に居座らないと回復量は僅かで確定数をズラせない。後出しから複数回行動出来る余裕は無く、結果的に欠伸という技に依存する使い方になる。よってフィールドが貼られたりグライオンが居るだけで性能は大きく損なわれてしまう。
あとがき
何か参考になるものがあれば幸い。
200禁止杯で使ったマルノーム、S12のサブロムで使ったカビゴンと【欠伸+残飯+守る】に魅せられていて、他にも色々と可能性を感じる子たちがいるので研究を重ねていきたい。