焰のサイクルキラートゲキッス【身代わり+悪巧み】
トゲキッス@炎Z
性格:臆病
努力値:H4 C252 S252
実数値:161-×-115-172-135-145
特性:てんのめぐみ
エアスラッシュ/大文字/悪巧み/身代わり
調整先
C:テッカグヤへの大文字Zの乱数が変わる為252振り
S:最速
解説
シーズン12のメインロムで使用した子。ジャラランガを抑える為のフェアリー枠に、バナカグヤや受けループなど高耐久サイクルを観れるような崩し要素のあるポケモンが欲しかったので育成した。
身代わりと悪巧みを両立することでグライオンやドヒドイデといった有効打の無いポケモンを起点にできるようにした。
持ち物は呼ぶ鋼への役割破壊になる炎Z。特にクチートやバナカグヤのカグヤを破壊したい。等倍でもステロ込みで無振りコケコを落とせる程度の火力はある。
この子の崩しの強さは悪巧みでのランク上昇だけでなく、トゲキッスのお家芸『6割のエアスラ怯み』にもある。
上から叩かない限り特殊耐久に厚いポケモンでも決して細くない負け筋が存在し、悪巧みを積むことで確率の隙を小さくできる。
高速回復技など最早悠長であり、耐性以外で安定した受けをさせない。
対グライドヒド
こやつらは身代わりを置くことで大抵起点になる。
❶対グライオン
先行で身代わりを置くことで地震+ギロチン(毒々)+守る+身代わり(羽休め)といった技構成のグライオンを完封できる。悪巧みの起点。
❷対ドヒドイデ
ドヒドイデの熱湯を身代わりが確定で耐える。悪巧みの起点。黒い霧を持っていることが多いがC↑2エアスラッシュが向かってくる中満足に行動されることは殆どない。
メタグロスと組まれていることも多く、グライドヒドで身代わりを残せればそれを盾に炎Zでグロスも飛ばせる。
対バナカグヤ
❶対フシギバナ
エアスラッシュの怯みのお陰で6割で無償突破。返しのヘドロ爆弾はC特化であっても高乱数で耐える。そもそも居座らないので悪巧みを積む余裕あり。
❷対テッカグヤ
バナから大体こいつに引いてくるので悪巧み炎Zで飛ばす。HB特化ならエアスラッシュ+大文字Z(14.7%〜+97.0%〜-6.25%)で積まなくても残飯混みで確定。
スカーフだと思われて宿り木撃たれるので案外余裕がある。
フェアリータイプの癖に毒+鋼の並びに強いのは珍しい。ドランやバンギがいると厳しいので、それらを牽制・処理できるポケモンが味方にいると心強い。
対クチート軸
❶対クチート
クチートは99%居座ってくるので炎Zで
身代わりや悪巧みを見せていると圏内であっても不意打ちを打たれにくい。
❷対キノガッサ
胞子を身代わりで防ぐ。封じを持っていてもエアスラッシュで6割無償突破。
❸対ポリ2
DLはAが上がり、アナライズ冷凍ビームでも余裕の確定耐え。無振り冷凍ビーム程度なら二発耐える(39.7%〜47.2%)。
悪巧み→エアスラッシュ→炎Zで落ちる。
放電麻痺を引いてしまう可能性と初手からトリルを貼られることもあるのでちょっとだけ苦しいが大抵勝てる。
その他
❶対ガブリアス
メインウェポンである地震や逆鱗をどちらも無効化。対スカーフやドラゴンZ型なら優れたストッパーになる。
❷対カバルドン
欠伸を身代わりで防ぐ。ラス1に残せば吹き飛ばしもされないので起点。
❸対ギルガルド
エアスラッシュ+炎Zでかなりの高乱数で落とせる。身代わりでの毒々回避や剣の誘い出しも出来て基本有利。
❹対ブラッキー
身代わりを壊せないので起点。精神力だろうと関係ない。
❺対ハッサム
一見不利に見えるがHPmaxからなら特化バレットパンチを確定耐え。燃やす。
無理な相手
この子はエアスラッシュの無限の勝ち筋を持っているものの、耐性的に何積みしようと身代わりを置こうと不可能な奴らがいる。
具体的には
こいつらに強いドリュウズやルカリオ、メガギャラドスと組むのがオススメ。
あとがき
起点で積んでしまえばエアスラの怯みも味方し全抜きしうる可能性を秘めた白い悪魔。フェアリー枠はミミッキュや守り神など競争率も高いがこの子のような独特な強さを持った子も多くいるので色々と研究していきたい。