くすぐるゴチルゼル for TOD
ゴチルゼル@たべのこし
性格:穏やか
努力値:H244 B84 C4 D156 S20
実数値:176-54-126-116-165-88
特性:影踏み
サイコショック/くすぐる/挑発/眠る
調整先
H:16n
HB:タイプ一致イカサマ2回+急所1回を残飯込み確定耐え
S:ブラッキー意識で20振り、無振りアーマーガア抜き
前書き
ご存知の通りシーズン2では総合時間制が導入されTODが可能になった。
そんな中厄介なのがドヒドイデやヌオーなどの耐久ポケモンである。回復技や守るで時間を稼げる彼らは今回のルールと極めて親和性が高い。
(※一方PPを枯らす勝ち筋が取れなくなった面もあるので一概に強化と言えないが)
今回はその耐久ポケモンを逆にTODで嵌めてしまえるゴチルゼルの紹介である。
解説
このポケモンの仕事は
これらの打点の低い相手を影踏みでキャッチし、試合時間終了まで粘ってTODすることである。
とおせんぼうなどの技と違い対面さえ作れれば確実に嵌められるのが影踏みの強い点。
特にドヒドイデとヌオーは捕まえてしまえば余程変な型でない限りゲームエンド。
❶数的に勝っている場合
(または同数でも控えのポケモンの残HPで明らかに自分が有利な場合)
倒さないよう粘って判定勝ち。粘るだけなら上に挙げた6匹はどれも難しくない。
❷同数の場合
挑発で補助技を防ぎながらくすぐる→サイコショックで残り時間が少なくなった時に突破すれば数的有利になって判定勝ち。時間を余らせてしまったらダイウォールやらで時間調整。
ブラッキーとナットレイはサイコショックで倒せないが、くすぐるでBを下げ、時間を良い具合に稼いだら交代して通りの良い物理技を1発お見舞い、次の技選択で総合時間を終わらせればHPの割合で判定勝ち。
ただし相手のダイウォールの可能性で試合時間の調整が難しいので、くすぐる+挑発でジャイロボールを誘ってからの弱保バンギ交代など、この2匹はTODに頼らない処理ルートを用意しておくと良い。
❸数的に負けている場合
残念ながらこの型では巻き返すのは難しい。差をつけられないよう立ち回ろう。
くすぐるは相手の攻撃と防御を1段階ずつ下げる補助技
- 相手の攻撃を下げてダメージを軽減しつつ、防御を下げてサイコショックの火力を上げられる
- 天然ヌオーへの打点を上げられる
- 蓄えるヌオーにも勝てる(蓄えるは3回しか詰めないので打ち勝てる)
- トドンのクリアスモッグの影響を受けない(クリスモがリセットするのは相手のランクのみ)
- 鈍いを積んでくるカビナットの急所ケア
- 鉄壁ナットのボディプレスのダメージを軽減
- 前述した通り、挑発と合わせてブラッキーやナットの処理の補助もできる
という点に注目し採用した。因みにこんな触りそうな名前なのに非接触技である。
最後の技には挑発を採用。
守るや回復技で粘られることが無くなるので試合展開を握り易くなる。こちらが眠っている間は挑発が切れて補助技を打たれてしまう点には留意。
持ち物は毎ターンのスリップダメージをカバーできるたべのこし一択。弱い攻撃でHPが殆ど減らなくなるので眠る回数や急所の被弾回数も減らせる。HP量は時間切れ時の判定に大きく関わる為重要で、発動エフェクトで毎ターン4秒稼げるのも強い。
*使用上の注意
❶役割対象以外には何も出来ない
見ての通り上記の役割対象以外には全く動けない。
❷初手から投げるポケモンではない
選出画面でゴチルゼルを見てノコノコと初手ドヒドから入ってくる相手は殆どいない。裏に置くべし。蜻蛉帰りなどから繋ぐのもよし。
❸サニーゴは嵌められない
ゴーストタイプなので影踏み無効。
❹オーロンゲやエルフーンは嵌められない
ダイフェアリーを撃たれてミストフィールドで眠れなくなる。
❺ストップウォッチを用意する
なんとあろうことか試合中は総合時間が画面に表示されない。ゲーフリ流の気の利いた新春ジョークだろうか。自分で15分計ろう。
あとがき
TODに特化したゴチルゼルの紹介でした。
公式としては試合時間を短くするのが狙いだったんだろうけど、このように放置が戦術になってしまうのは間違っているんじゃないかなと感じますね。シーズン3は持ち時間制に戻して欲しいものです。
そういえばあけましておめでとうございます、今年も何卒宜しくお願いしますー
m(_ _)m